rebirth~裸のSS編~
今季最強の寒気襲来!?
確かに寒い。マイナス8℃を記録するここ青森県南部町。しかし雪は・・・・無し 笑。
同じ青森県でも青森市や弘前市のニュース映像を観て、『すげぇ~』と思う今日この頃。
『中古スプレーヤー整備』は、続いております。
まずは、スプレーヤーの『ガワ』外します。
スプレーヤーの、エンジン、ミッション以外はすべて外すって感じですかね。
こちらの画像の通り、ラジエーターカバー交換しております。コアは大丈夫でした。
エンジン部分は、一箇所のみノズル交換しています。交換後、エンジン絶好調で御座います。
またエンジンには、ウィンズの添加剤フィフティープラスを使用しています。
スピードスプレーヤー。通称SS。
この機械は、良くも悪くも全体をカバーで覆っております。つまり、重整備、主に中古整備時に、動作帰還を確認する場合、『外して』みないと分からないのです。外側からみて、分かる部分が非常に少ない。
そして、この機械の特徴。そう『腐食』。
薬剤を散布する機械。しかもカバーや薬液タンクに覆われている為、洗浄する事が出来ない・・・・。
ですから、カバー、薬液タンク、送風ファンを取り外し、シャーシのサビを取り、下回りのサビ止め塗装を行います。
そして、チェックポイント。
デフの取り付け部分。スプレーヤーとは、薬液を搭載して走る機械です。1000Lタイプでは、約1000kg。そう、薬液を入れての走行(圃場以外で)が多い場合、デフの取り付け部に『ヒビ』が生じます。こちらの機種も、類に漏れず、2箇所若干のヒビが確認出来ました。
この場合、デフ取り付け部分四箇所、溶接で補強しなおします。
1000時間超えで、使用する青森県ユーザーでは、デフが落ちる事件が、まれにあります・・・汗。
そして、共立4WSのスプレーヤーでのチェックポイント。走行ジョイント。こちらの画像はリア部分。
なかなかお客様のグリースアップのし難い、下回り。この支点ピンのガタ要確認です。
こちらの場合は、フロントの走行ジョイント、及びリアの走行ジョイント交換です。
ジョイント部分にガタがある場合、走行時のハンドルのブレがが現れます。
次回 ワックスオイルで腐食を防ぐ!
追伸 中古SS。この機械は、時間も費用も掛かります。しかしながら、『購入してからお客様が安心してお使いいただけるように』、手を抜けないんです。
だって、シーズン中に薬液タンクや、カバーを外してたら、薬剤散布遅れてしまいますから。
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