百聞は一見にしかず
秋も深まり、除雪機の問い合わせの電話が冬の訪れを感じさせる今日この頃。
青森県南部町は、ストーブが欠かせない季節になりました。
話は変わって、先日『ベトナム』へ行って参りました。
『遊びですか?』と言われますが、そんなんではありません(汗)
まあ観光もしているので、『遊んでない』と言われれば、嘘になりますが・・・・・。 笑
今の日本の抱える問題。
そう『労働力不足』。
毎日、ニュースでも取り上げられる話題ですよね。
ここ青森県南部町でも若手経営者達は、同じ危機感を持ってこの『ベトナム』に研修に伺ったわけでございます。
現地時間23時、ホーチミンに無事到着致しました。夜なのにすごい人でした。
しかも、暑い・・・ 汗
ベトナムのボクのイメージは、ズバリ『原付』
水曜どうでしょうファンのボクは、原付ベトナム縦断のイメージしかありませんでしたが、やはりすごかったです!
そして本題である日本人学校へ行ってきました。
ここは現地で日本企業に就職(実習?)が決まった生徒さん達が、半年間日本語を勉強する全寮制の学校です。
パイプの二段ベットが大部屋にいくつも並べられた部屋です。しかもエアコン無し(画像は取り忘れましたが)
とても日本で考えられない環境ですが、生徒さん達は非常にまじめで、好印象でした。
やはり日本人には無いハングリーさみたいなものを感じましたね。
夜は現地で働いている日本人のにアテンドして頂いて、色んなお話を聞かせていただきました。
日本の平均年齢44歳に対し、ベトナムの平均年齢が30歳であると言う事。
人口は現在約9000万人、後10年もすれば日本を追い越すほどになるだろうと。
確かに今のところ物価は安く、発展途上国感は否めません。
しかし、日本がデフレで物価上昇率が1%にも満たないのに、ベトナムの物価上昇率は6%。
凄まじい勢いで成長を続けているのです。
そして一番驚かされたのが、スマートフォンの普及率。
これは、日本と同じくらい普及しているのではないでしょうか。そしてそれを使いこなす若者。
この部分に関しては、日本の若者と大差ないと感じました。
つまり、スマートフォンを使って色々な知識を得ている。
広告の殆どが、ネット。そしてフェイスブック。
よくベトナムなどは日本の昭和に例えられますが、ボクの印象はそうでは無かったです。
インフラなどは確かに昭和かも知れませんが、スマートフォンを持った人々は、もう僕らと変わらない思考を持っているような気がします。
その影響からなのか、出生率が下がってきているとのこと。つまり日本と同じ状況が、ここベトナムでも始まっているという現実。
『この勢いももって15年くらいじゃないですか』
その言葉が、とても印象に残りました。
追伸 恥ずかしながら、実は初めての海外でした。行くなら、先進国ではなく、途上国がいいなと思っていましたが、考えていた世界とはまったく違う印象を受けて帰ってきました。世界は目がぐるしいスピードで変わっているのだと。