お得な『制度』いかがですか??
久しぶりの雨です。
昨日、一日中降った雨に、作物達は大喜びの事でしょう。
そう、久しぶりの雨で、静かなここ青森県南部町です。
例年より早くにんにくの収穫が始まり、特産果樹であります、『さくらんぼ』も例年より10日は早く収穫が終わり、続いて梅、プラム、桃と収穫が続きます。
僕ら農機具屋はと言うと、一端しょうこう状態と言うところでしょうか。
田植え機のオフ整備が終わり、コンバインの整備が始まる・・・・ってところでしょうか。
ただ今年は少し違いますね。
そう『排ガス規制』の後ですから。
収穫の終わった農家さんに、スピードスプレーヤーのセールスしたいんだけどモノは無し。
トラクターも同様。
ん~困ったものです。しかも新型は、『価格アップ』
『補助金無いのか??』
良くお客様がおっしゃるお言葉。
まあ、気持ちは分からないでは有りませんが、該当になる農家さんはかなり少ない。
しかし、お得な『制度』ってのはあります。
『生産性向上設備投資促進制度』
この制度は、昨年から実施されている制度です。
要は、最新機械を導入すれば、節税になるということなんです。
昨年は、購入した機械を単年で一発償却出来ました。
今年は、50%償却出来ます。
通常の農機具の場合、一律で原価償却期間は7年。
つまり210万円のものであれば、通常単年での償却出来る経費は、約30万円。
但し、今年の場合は、110万円。
トータルで見れば、償却金額は同じです。しかしながら、作物には『当り年』が有りますよね!
そんな時、この制度は、最高の税金対策になるんです。
節税効果バッチシです。
但し、この制度を使うには、『青色申告』している必要が有ります。それが大きなしばりでしょうか。
『何百万も償却したら赤字にあっちまうぞ!』
そんなお答えが聞こえてきそうですが、大丈夫です。
『青色申告』の方は、3年間赤字を引っ張ることが出来ますので、次年度の税金対策にもなるんですね。
『青色申告』は面倒だ!なんて話を良く聞きます。
ただ税額控除65万を受けられるんで、税理士頼んでも安いもんだと思いますけどね。
若い方で有れば、ソフト買ってくればそんなに難しいもんではないですし。
しっかり『経営』をするということは、非常に大事な事なんです。
追伸
『〇〇さん、トラクターそろそろ取り替えません?青色申告でしたっけ??青色申告していれば、50%償却出来るんですよ!今年。』
『ああ、今年から青色申告にしたんだよ。詳しく聞かせてくれ!』
『喜んで!』