伝えたい事がある
暦の上ではNOVEMBER。
そう、ここ青森県南部町では『ふじ』の収穫最盛期!
今年は、例年よりも収穫が早めで御座います。
『忙しいから、また後で寄りなよ!』
そう、りんご農家さんの園地に行くと必ず言われます(涙)この時期の農機具屋は、邪魔みたい・・・・。
そんな日常ですが、僕らは連日除雪機の配達です!
今年は、去年の年度末の『大雪』の影響で、除雪機の御注文、問い合わせが『早い』んです。
今日は、5月に御注文頂いた、八戸市の白銀台保育園にオーレックスノーグレーダーSGW801の納品に伺いました。
この保育園の担当の方、このブログも隊長の動画チェックしての御注文で御座いました。
最近、多いです。お客様が詳しい場合。
が、『しかし』です。
『しかし』なんです。機械とは、操作方法も然ることながら、お客様で出来るセルフメンテナンスも非常に重要です。
まずはオイル交換。
『オイルはいつ足すんだ?』なんて事を言われるお客様がいらっしゃいます。
ノン、ノン。エンジンオイルは、『交換』するものであって、『足す』ものでは無いのです。エンジンオイルが『減る』と言うことは、エンジンのピストンに傷などが付いているという事なんです。つまり『重傷』。即入院なんです。
エンジンオイルは、潤滑の役目と、冷却の役目を持っています。この交換を怠ると・・・・・。
次はミッション。
そうミッションオイルも変えるんです!車だと変えなくても・・・・なんて聞こえてきそうですが、やはり遅くてもワンシーズン終了後には、初回のオイル交換をお薦めしますね。どんなに技術が進んでも、『カス』出るみたいですから。
後は、数年に一度。やはりオイルの劣化はオイルシールの劣化にも繋がります。しっかりと。
そして保管。
通常使用する冬季でも、使用しない時の燃料コックの『閉』は必須です。ごくごくまれなケースですが、キャブレーターにゴミが詰まり、ガソリンがオーバーフローするなんて事もあります。
燃料タンクが、キャブレーターよりも上にあるので起こる可能性はゼロでは有りませんから。
※オーバーフローとは、ガソリンがキャブレーターから溢れてしまう現象です。
そして、除雪機を『使わない』期間です。
実はガソリンは『腐る』んです。
『え?マジで??』
って声が聞こえますが、『マジ』です。
まずシーズン終盤にガソリン携行缶添加剤を入れます。
そして残ったガソリンは、自家用車に入れてしまいましょう。(ハイオク車だったらすいません)
そして、機械に残ったガソリンです。
燃料コックを『閉』にして、エンジンを始動します。そしてキャブレーターの中のガソリンを燃やしきってしまいます。そうする事で、次のシーズンの『エンジン掛からない!』可能性は、グッと低くなります。
まだまだ御座いますが、書ききれないので、除雪機の納品時にお聞き下さい(笑)
親切、丁寧にご説明いたします!
追伸
予約御注文の方には、こちら、地元南部町の農家さんのりんごをプレゼントさせて頂いております。
『給食で園児にも食べさせるよ!ありがとう!』